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CafeFikaRoomのブログ ( 横浜 鶴ヶ峰(相鉄線 鶴ヶ峰)のカフェブログです )

2011年12月31日の閉店から色々なことがありました。様々なご縁とタイミングが重なり、かなり急ですがFikaRoomとしてお店を再開することになりました。まだ決まっていない事だらけなので少しずつ、ブログにUPしていきますのでよろしくお願いします。

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また続き



*:..。o○☆`+・:,。*


俺は…住所を書いたメモと、そのこじんまりとした家を見比べた。

表札は『仙崎椿』となっている。

庭の方で犬の鳴き声がした。

俺はチャイムを押した。指先が震えてるのは緊張のせいさ。


『はい』

インターホンから声がした。

『…栗原です』

ちょっと間があって、ドアが開いた。

そこには驚きを隠せないでいる『仙崎椿』その人が立っていた。

『お邪魔します』

俺は勢いをつけて一気にそう言うと、靴をぬいで家の中へずかずかと入っていった。

俺は…目に飛び込んできたソファにさっさと座った。

そして…
勝手に話しはじめた…


『仙崎さん…
母があなたに逢いたがっています。
逢ってやってくれませんか…・』

『…いいのか…・』

『本人の希望だから…』

『…白百合総合病院です』

『日曜日に…
必ず行くから…』

『柊…ありがとう…』

『…礼なら母に言ってくださいよ。
直接ね…』



そのあと俺は
どうやって駅に辿り着いたのか、覚えていないんだ。



百面相と父親…が住む『虹ヶ丘』か…




*:..。o○☆`+・:,。*


『え…・
本当なの…柊・』

『あぁ、昨日逢ってきたんだ。
日曜に来るってさ』

『…柊…
ありがとう…』



ありがとうか。
昨日からありがとうが一杯だ。


神様、あとは俺のありがとうが欲しいだろ・


絶対もう一度、百面相の彼女に逢わせて下さい。


絶対に絶対
お願いします。




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だんだんカフェから離れていく・・・
でも話は続いていく。。。。

どこまでつづくのか???



横浜 鶴ヶ峰のカフェ CafeFikaRoom   
http://www.cafe-fika-r.com/    
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http://twitter.com/Cafe_Fika_Room

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